設立記念シンポジウム 開催概要
1 開催日時
2021年7月8日(木) 13時30分~16時00分
コロナ禍のため、遠隔会議システム(zoom予定)を利用したリモート開催とさせていただきます。
定員は先着100名とさせていただき、定員を超えた方はYouTubeライブでご覧頂きます。
いずれも、お申し込み頂いた方のみに視聴用URLをお送り致します。
2 テーマ
国難級の大規模広域災害における被災者の居住福祉の向上に向けて
~モバイル建築を活用した自治体間連携・官民協働による応急住宅等の社会的備蓄~
3 趣旨
東日本大震災から10年を迎える中、新型コロナウィルスが全世界的に流行し日本社会は危機的な状況に直面しています。同時に南海トラフ地震等の国難級の大規模広域災害の切迫性が高まりつつあり、低頻度大規模災害リスク対策が急務となっています。少子高齢化、過疎化が進む中で、地方公共団体におかれましては地方創生に取り組みながら同時に防災力を向上することが要請されています。特に、東日本大震災の教訓を踏まえると、被災者の居住福祉を向上させ災害関連死を防止し、暮らしの早期再建を支援することが不可欠となります。そこで、本シンポジウムでは、2部構成で、モバイル建築を活用した自治体間連携・官民協働による応急住宅等の社会的備蓄の在り方とそのための全国ネットワークづくり等について討論します。
4 司会・登壇者
【総合司会】 宮本聖二 ヤフー株式会社ニュースプロデューサー〔当協会・監事〕
【パネリスト】(敬称略・順不同):
● 御厨貴 東京大学名誉教授・立教大学客員教授〔当協会・顧問〕
● 橋本正裕 茨城県境町町長
● 青木謙治 東京大学准教授〔当協会・技術アドバイザー〕
● 川口淳 三重大学准教授〔当協会・技術アドバイザー〕
● 中野晋 徳島大学特命教授〔当協会・技術アドバイザー〕
● 木ノ下勝矢 NPO法人レスキューサポート九州 理事・事務局長〔当協会 理事〕
● 長坂俊成 立教大学教授 〔当協会 代表理事〕
【事例報告者(第1部)】
茨城県境町におけるモバイル建築の社会的備蓄に関する取り組み事例報告
●野村静喜 茨城県境町 危機管理部長
●高桑大助 茨城県境町 危機管理部防災安全課危機管理監
5 プログラム
開催挨拶 (13時30分~) 長坂俊成(代表理事)
第1部 (13時40分~14時40分) 進行役:宮本聖二
パネリスト:御厨貴 橋本正裕 長坂俊成
テーマ:「東日本大震災の教訓と地方創生を踏まえた国難級の大規模広域災害における地方公共団体の備えと対応」
モバイル建築の社会的備蓄の先進自治体である茨城県境町町長の橋本正裕氏(他、同町・野村静喜氏、高桑大助氏)から事例報告をいただき、引き続き、東日本大震災の教訓と地方創生を踏まえた国難級の大規模広域災害における地方公共団体の備えと対応について討論します。
<休憩>
第2部 (14時50分~15時50分) 進行役:長坂俊成
パネリスト:青木謙治 川口 淳 中野 晋 木ノ下勝矢
テーマ:「モバイル建築の普及と社会的備蓄に向けた技術的・制度的・社会的課題」
モバイル建築の安全性、居住性、環境性能など技術的課題や社会的備蓄に向けた建築行政の在り方、さらには、地方公共団体における地方創生に貢献する社会的備蓄の用途、応急期から復旧・復興における居住福祉の在り方について討論します。
閉会 16時00分
6 申し込み方法
参加希望の方は、以下のフォーム(Googleフォームを利用しています)からお申し込みください。
【参加申し込みフォームへ】
※上記の個人情報は、本シンポジウムのご連絡のみに利用させて頂きます。
申し込み締切は2021年7月6日(火)とさせていただきます。