能登半島地震で復旧活動に従事する人の宿泊施設を貸与|社会的備蓄の活用

 2月9日(金)に茨城県境町は能登半島地震で復旧活動に従事する人の宿泊施設として、町が所有するホテル仕様のトレーラーハウスを石川県能登町に二年間無償貸与するための出発式をおこないました。

このトレーラーハウスは、災害対策施設の社会的備蓄として、アーネストワンが企業版のふるさと納税で境町に送られたもので、内部は広さ12平方メートルで、浴室やトイレのほかキッチンやエアコンも備え付けられています。

一台目は境町のフィルムコミッションがロケのスタッフの受け入れ施設として利用し、二台目はホテルの客室で利用される予定のものを被災地支援に送り出していただきました。

輸送費の一部はアーネストワンの企業ふるさと納税制度により寄付されたものを活用しています。

被災自治体と送り出し自治体とのマッチング・調整は一般社団法人日本モバイル建設協会が担当しております。

当協会は現在、木造モバイル建設を応急仮設住宅及び復旧作業者の仮宿所として整備する提案をしています。

オフサイト生産のメリットを最大限活かして、現地施工の作業者を最小限に抑えて、復旧を加速したいと思います。

この記事を書いた人

一般社団法人日本モバイル建築協会