2月13日(木) 輪島市能登半島地震被災地支援 木造モバイル建築を活用した輪島市復興デザインセンター開所式」をおこないます

 一般社団法人日本モバイル建築協会(代表理事 長坂俊成 東京都千代田区内神田2丁目12−1)は、恒久仕様の木造モバイル建築を用いた応急仮設住宅等の普及に取り組んでいます。

 令和6年能登半島地震の発災後、石川県や輪島市等から要請を受け、当協会の会員各社と協力し応急仮設住宅や仮設漆器工房等の建設に取り組んでいます。

 木造モバイル建築は従来のプレハブなどの建設型応急仮設住宅と異なり、一般住宅と同等以上の安全性や断熱性、耐久性を有し、仮設建築物として利用した後に移設して本設の復興住宅等に転用することができるものです。

 昨年11月15日に執り行われました目録贈呈式にて寄贈した輪島市復興デザインセンターの準備が整いましたので、開所式を開催するはこびとなりましたのでお知らせいたします。

                     記

1.日 時: 令和7年2月13日 (木曜日)  11:30~12:30

            

2.場 所: 石川県輪島市水守町四十苅11番地

        石川県輪島漆芸美術館敷地内 輪島市復興デザインセンター

3.内 容: 開所式

            主賓紹介・挨拶

            復興デザインセンター 内覧

            仮設工房 装飾 視察 他

  

4.列席者:石川県輪島市 副市長 中山由紀夫様

       漆器商工課 課長 稲木 強様

       同・漆器振興戦略室長 細川英邦様

       同・松尾梨紗子様(司会進行)

       セイコーエプソン株式会社 執行役員 山中 剛様 ほか担当社員

       一般社団法人日本モバイル建築協会 理事 小島誠一郎

左手前(白):復興デザインセンター本棟、左奥(橙):復興デザインセンター分棟 

本棟:本棟:木造モバイル建築のユニットを3連結させています。
分棟:木造モバイル建築のユニット1戸で構成されています。

 この復興デザインセンターは、輪島市漆芸美術館の仮設工房敷地内に位置し、復興期は奥能登の復興状況をPRする発信基地として、輪島市の漆器工房等の活動等を広める拠点として、情報発信を含めた空間デザインと印刷機材で輪島の職人の方を支援するための施設となります。また、太陽光発電システムを装備し災害発生時には医療的ケアが必要なケア児者が避難できる福祉的な一時避難・退避場所としても利用できるように整備しています。

 なお、こちらの寄贈にあたっては、「能登半島地震被災地域へ木造モバイル建築を届ける支援活動またはプロジェクト」にご賛同いただきました山梨県丹波山村様、愛知県常滑市様(いずれもふるさと納税による寄付金)と、当協会に寄せられました一般個人有志の皆様からの寄付金、株式会社SCエージェント様からの太陽光発電システムの現物寄贈等を活用し、当協会が取りまとめ、輪島市に現物寄付し整備いたしました。管理運営は輪島市となり、当協会は指定管理者として協定に基づき地域の事業者の方々や印刷技術を提供いただくセイコーエプソン株式会社様等と協力し活動していきます。

 

●本件に関するお問い合わせ
お問い合わせはこちらよりお願い致します。
https://mobakyo.or.jp/contact

この記事を書いた人

一般社団法人日本モバイル建築協会