輪島市能登半島地震被災地支援 木造モバイル建築を活用した輪島市復興デザインセンター贈呈式

当協会では、能登半島地震被災地支援として、石川県内の被災地にモバイル建築を供与する支援プロジェクトをおこなっております。

11月15日に、輪島市役所にて、輪島市の坂口茂市長、山梨県丹波山村の木下喜人村長 ほか関係者様にご列席いただき、輪島市へ木造モバイル建築「輪島市復興デザインセンター」の現物寄付をおこなった旨の目録贈呈式を実施いたしました。

こちらは、「能登半島地震被災地域へ木造モバイル建築を届ける支援活動またはプロジェクト」にご賛同いただきました山梨県丹波山村様、愛知県常滑市様と当協会に寄せられました寄付金等を利用しています。

■ふるさと納税のクラウドファンディング等による寄付
山梨県丹波山村 6,000,000 円
愛知県常滑市 408,400 円

■協会が実施した一般の方による寄付 577,000 円

他、輸送費や建築に関する工事費等は一般社団法人日本モバイル建築協会が負担し、寄付いたしました。

同センターは復興の状況を PR する発信基地として利用し、災害発生時は医療的ケアが必要なケア児者ほか要配慮者が一時退避できる場所として利用します。

当協会では、この他にも木造モバイル建築の応急仮設住宅 261 戸、県の要請を受けて供給いたしました。その他、支援者宿所 230 戸、仮設漆器工房 50 戸の木造モバイル建築ユニットの設置が完了し、現在、新たに仮設漆器工房 7 戸、仮設商店 5 戸、ボランティア活動ベースなどの建設準備をおこなっており、引き続き、能登半島地震の復興活動を支援して参ります。

【輪島市復興デザインセンター施設の概要】

木造モバイル建築のユニットを 3 連結させています。面積 32.37 ㎡

この記事を書いた人

一般社団法人日本モバイル建築協会