1月28日 茨城県境町ホッケー場クラブハウス
記者向け内覧会開催

茨城県境町(茨城県猿島郡・橋本正裕町長)で建設が進んでいたホッケー場クラブハウスが完成し、2022年1月28日(金)13:30 より、報道関係者向け内覧会を開催しました。

 このクラブハウスは、圏央道境・古河ICにほど近いホッケー場に隣接して建設されたもので、モバイル建築ユニット7連結の二階建て。中にはロッカールームやシャワーのほか、様々な用途を想定した部屋を備えています。企業版ふるさと納税活用による社会的備蓄を目的として建設されたモバイル建築です。

境町ホッケーフィールド クラブハウス (境町提供)

青いホッケーコートと白いクラブハウスが映える素晴らしい快晴のもと、まず外観から説明。その後に、実際に建物内に入って見学した参加者からは、ホッケーの試合があるときに選手やスタッフがどの部屋をどのように使用するかなど、具体的な使い方についての質問が相次ぎました。

2022年1月28日 プレス内覧会

また、直方体のユニットを連結するという斬新な工法も注目され、輸送や連結を具体的にどのようにするのか、その場合の費用負担、輸送強度や雨対策などの詳しい説明も行いました。

茨城県境町はモバイル建築の社会的備蓄を積極的に推進しており、本建築も平常時はホッケー場のクラブハウスやコミュニティ施設として活用しつつ、災害時には被災地に派遣して応急仮設住宅等に転用することを想定しています。

日本モバイル建築協会は、 茨城県境町との間で「地域防災の向上並びに地方創生に関する包括連携協定」を締結しており、本プロジェクトもその一環として実現したものです。

この記事を書いた人

一般社団法人日本モバイル建築協会