本年4月8日に刊行された『新住宅産業論』(創樹社)を巡り、早速、多くの賛意や質問が寄せられています。「従来の大規模かつ型式や知財などによるクローズな工業化との違いは?」、「国内の森林とどのような持続的な関係を形成し維持できるのか」、「新たなフランチャイズなのか」、「中小工務店が4号特例の縮小やGXに対応できるのか」、「中小工務店のDXは新たな価値を生み出すのか?」、「南海トラフ巨大地震の際に応急仮設住宅の供給責任は果たせるか?」などなど。そこで、本講演会は、本書の主な共著者が参集・登壇し2部構成で新住宅産業論のコンセプトと目指すゴール、具体的なロードマップを巡り討論を行います。
テーマ
新住宅産業論~森林を起点とする木造住宅のオープンな工業化と小規模・分散型サプライチェーン、全国1,000か所のオープンな認定工場を目指して
日時
2025年5月13日(火) 14時~17時
開催方式・定員
zoomウェビナー (参加申し込みを頂いた方のみにご連絡いたします。) 200名(どなたでもご参加いただけます)
主催・協力
主催:一般社団法人日本モバイル建築協会
協力:大和ライフネクスト株式会社、立教大学社会デザイン研究所モバイル建築研究プロジェクト、株式会社創樹社
申し込み方法 (事前登録制)
Googleフォームからお申し込みください。 (締切:2025年5月12日(月)18時)
プログラム (予定)
総合司会:
中山紀文 〔株式会社創樹社 代表取締役〕
【主催者挨拶と問題提起】 14:00~14:10
長坂俊成 〔一般社団法人日本モバイル建築協会代表理事 立教大学大学院社会デザイン研究科教授〕
【パネルディスカッション Ⅰ】 14:10~15:30
中小工務店の住宅の高性能化を支える工業化とサプライチェーンの戦略と方法
<討論者(順不同)>
- 小見康夫 〔東京都市大学 建築都市デザイン学部長 建築学科教授〕
- 塩地博文 〔ウッドステーション株式会社 代表取締役会長〕
- 萩原 浩 〔一般社団法人日本モバイル建築協会 主席コンサルタント , 一条工務店グループHRD 前代表〕
- 大場友和 〔株式会社クリエイト礼文 代表取締役 , 一般社団法人日本モバイル建築協会 主席コンサルタント , 一般社団法人日本ツーバイフォー協会 理事〕
- 佐藤高志 〔株式会社サトウ工務店 代表取締役〕 ~ビデオメッセージ「過疎地と離島の住宅供給の実践と課題」~
コメンテーター:
- 長坂俊成 〔一般社団法人日本モバイル建築協会 代表理事 , 立教大学大学院社会デザイン研究科教授〕
休憩 15:30~15:40
【パネルディスカッション Ⅱ】 15:40~16:50
再造林の責任を果たし国難に備える木材備蓄とオープンな認定工場の戦略と課題
<討論者(順不同)>
- 本郷浩二 〔全国木材組合連合会 副会長 , 元林野庁長官〕
- 酒井秀夫 〔東京大学 名誉教授 , 一般社団法人日本木質バイオマスエネルギー協会 会長〕
- 塩地博文 〔ウッドステーション株式会社 代表取締役会長〕
コメンテーター:
- 長坂俊成 〔一般社団法人日本モバイル建築協会 代表理事 , 立教大学大学院社会デザイン研究科 教授〕
総括 16:50~16:55分
長坂俊成 〔一般社団法人日本モバイル建築協会 代表理事 , 立教大学大学院社会デザイン研究科 教授〕
閉会 17:00
参考書籍
2025年4月8日の出版されました『新住宅産業論』。
まだお読みになっていない方は、こちらのホームページからご注文ください。